養老猛司『 バカの壁』を読む

養老猛司の『バカの壁』を学校の図書館で借りることができ、読んだ。彼は、三木成夫の「内臓」を「身体」と意識的に読み替えて使っているように思える。人生訓を中心にしたためか、突込みがたりないのはしょうがないとして、三木成夫からはみ出す議論はほとんどない。たぶん、三木成夫を超えられないと自分で判断しているのではないか。もう少し脳と身体(内臓)の係わり合いを追求すると面白くなりそうな気もする。単に、「身体は脳の入力装置」では、認知論の域をでないものになっている。

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