• さようなら! 太陽も海も信ずるに足りない

宅間死刑囚処刑の矛盾

宅間死刑囚処刑の矛盾

 宅間死刑囚が処刑された。宅間は捕まったときから判決に至るまでの言動を見る限り、自己否定の極限として小学児童を殺害したようにおもわれる。なぜ自己 否定をあれほど強烈にもちつづけるかはあきらかになってい ...

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吉本隆明『戦争と平和』を読む(2)

 前にも書いたが、『戦争と平和』は3部構成で、その第2部は「近代文学の宿命-横光利一について」の1979年全作家全国大会講演内容である。横光利一を2つの観点からとらえている。一つは横光の小説の作法とも ...

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