産経新聞インターネト版によれば、
「安保情勢が厳しい中で安倍晋三首相や稲田朋美防衛相の足を引っ張るのは、北朝鮮や中国と通じているのではないかと疑われても仕方ない」-。日本維新の会の足立康史衆院議員は17日の衆院外務委員会で、森友学園問題をひたすら追及する民進党を批判した。・・・
産経新聞インターネット版(日付は忘却)
とあった。
日本が戦時中の安保(?)情勢が厳しい時、政府や軍部を批判することが敵国(米国など)に通じているのではないか、と疑われ、投獄させられたり殺されたりすることがあった。維新の会の足立という議員は当時と同じ論理を使って民進党を批判している。私は自民党や民進党などあらゆる政党や宗派などを忌み嫌うもので、民進党を擁護したいなどとは全く思わないが、戦後70年以上もたっても同じような論理が生き続けている現状にほとほといやになってくる。
午前8時頃のNHKの「ニュース深読み」で、中国が韓国のTHAAD配備に対し、国家ぐるみで韓国に圧力をかける状況を放映していた。その中には、
中国にあるロッテデパート前で数十人の人たちがシュプレヒコールで不買を叫んでいた。そこに、ひとりの老人(?)がやってきて、「俺は買い物をしたいから来た。通してくれ」といったら、指導者らしき人が「お前は個人の利益と国家の利益とどちらを優先するのか」と詰問していた。老人は何も言わず立ち去っていった。
NHKTV「ニュース深読み」より
というようなものがあった。
この光景から足立議員と中国のロッテ不買運動の指導者が二重写しに見えてくる。以前にもこのブログで「北朝鮮と日本」としてつぶやいたことがあったが、再びつぶやきたくなった。民進党が「北朝鮮や中国と通じている」かどうかは定かではないが、足立議員と維新の会や自民党の理念は北朝鮮や中国と同じであることは確かなように思われる。