• さようなら! 太陽も海も信ずるに足りない

文学・芸術

TVドラマにみる共同体と自立

 最近TVドラマを見て、感じることだが、共同体(会社や社会あるいは国家、宗教など)と個人との対立や孤立から自立して生きようとする姿が共通してみられるようにおもう。例えば「相棒」や「ドクターX」、「科捜 ...

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金沢旅行~21世紀美術館『雲を測る男』

 久しぶりにつれあいとの旅行で、金沢に行った。ついた当日は雷雨や雹が降り荒れた1日だった。2日目は晴天で、つれあいが21世紀美術館が見たいというので、ホテルから歩いていくことにした。四高記念公園、広坂 ...

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霧の階段

  詩はあまり意味を考えずに直感で理解することが多いのだが、一つひっかかると、どうしても理屈づけしたくなってしまう。森川の「勾配」を理解しようと試みるに従い、この「階段」を受けて書かれたとい ...

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非望の階段

 友人Nからメッセージが届いた。森川義信の詩「勾配」(以下に掲載)についてのコメントであった。その中に誰が書いたかわからないが、次のような一文(以下「解説文」)があった。 1939年に書かれた「勾配」 ...

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Nへ~ヘーゲルの「自由」と「承認」

 ヨーロッパでは、思想的課題として「自由」が常に大きな位置をしめていた。ルソーやカントは「自由」は元来持っている本質としてとらえ、ヘーゲルは「人間は歴史と無関係に自由な存在ではなく、『時代の精神』が徐 ...

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ある詩人の面影

 図書館で「街ぐらし御茶ノ水神田神保町」という本を手にとってみていたら、私が学生時代友人の影響で現代詩を読み出した頃に衝撃を受けた詩 人、田村隆一のことがちょっと記されていた。懐かしくておもって読むと ...

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吉本隆明『戦争と平和』を読む(2)

 前にも書いたが、『戦争と平和』は3部構成で、その第2部は「近代文学の宿命-横光利一について」の1979年全作家全国大会講演内容である。横光利一を2つの観点からとらえている。一つは横光の小説の作法とも ...

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金原ひとみ『蛇にピアス』を読む

 昨年春の芥川賞を受賞した作品。若い女性が2人受賞したことで評判になった。読みたいとはおもっていたが、さすがにこの本を買う気力はなく、図書館で借りられるまで待ていた。昨年は図書館でも予約が殺到し、借り ...

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