2月5日(木)チェンマイからバンコクへ。 飛行機はジャンボ(B747-400)です。
続いてバンコクから台北へ。 今度の飛行機はエアバス(A340-300)です。
2月6日(金) MRT忠孝復興駅前から直行バスで九分へ来ました。
九分老街を歩きます。 残念ながら雨も降って、景色も悪く、海があることが微かに分かる程度でした。
映画の古い石段の町並みは路地奥に僅かに残るだけで、 目抜き通りは食べ物屋と土産屋ばかりです。
慈減宮(減はさんずいではなくごんべん)というお寺に、 恭賀新禧の張り紙がありました。 ここに奉られている神様は馬姐や城隍老爺でした。
昔台北市内にもたくさんあった海老釣り。 釣り上げた海老はその場で塩焼きにして食べました。 でもこれは感じとしては海老すくいのようです。
341牛排という店で牛排(ビフテキ)を食べました。 味が2種類あり、選ぶようになっています。
黒胡椒味を頼むと、 焼き立てのジュウジュウで出てきました。 アツアツで軟らかくて、 これで140元ですから、 松坂や神戸や米沢でなくとも十分です。
2月7日(土)欣欣百貨の晶華影城にポニョの看板がありました。
台湾ビールの工場内に346倉庫餐廳というレストランができました。夜はここで生ビールとソーセージです。
2月8日(日)中正紀念堂でアンディ・ウォーホール展をやっていました。
中正紀念堂から見た新光三越摩天楼です。 昔上れた展望台は閉鎖されていました。 台北101ができたので仕方ないのでしょうが、 こちらはまた別の展望があっていいのですが。
総統府前の凱達格蘭大道が自動車通行禁止になって人が入っていました。
2月9日(月) 鼎泰豐(DIN TAI FUNG)に時間が早かったのかすんなり入れてしまいました。
94年鼎豐樓が昼の休みになっていたので、隣のやはり上海點心の高記で小龍包を食べましたが、ここもすっかりきれいになりました。
中山堂の左隣は昔力覇百貨というデパートでした。 建物右下に名前の跡が残っています。
文祥貿易に知り合いの林(りん)さんを訪ねました。 あいにく林さんは不在でした。
国父紀念館に2009臺北燈節(ランタン祭り)を見に来ました。 台北101をバックにした夜景はなかなかです。
丑年に因んで牛のランタンが飾られています。 青森のねぶたのミニ版です。
----------------------------------------------------------2月10日(火) 梶田さんが日本へ帰るので、私はまた台湾を一回りすることにしました。前回西回りでしたので、今回は東回りで、台北から台東へ行きます。
汽車の切符です。 右の小さい方は座位證で休息時使用とある通り、 トイレに行くときなど前の席の背もたれの所定の場所に差して置くとこの席に人がいることを示すようになっています。 台湾の列車は指定席車両にも立ち席の客が入り、 空いている席には座れることになっているので、 指定席客が乗っていることをこうして表示するようになっているのです。
汽車で話しをした台東に住むアメリカ人から、 昨日今日明日とお祭りがあることを知らされました。 ホテルの部屋から見えました。
こちらは龍です。 皆日本の中華街のお祭りなどでTVが紹介するので、 すっかり有名です。
こうして一列になってしゃがみこみ、上に御神輿を通すと縁起がいいようです。
蒸し餃子で腹ごしらえです。 ここの餃子は中身が肉まんほどあり、 とても美味しいです。
蒸し餃子を食べていたら、 向かいの角からデコトラが出て来ました。 急いで蒸し餃子を食べて見に行きました。 上に乗っているのは、 前の二人が本物の少女で後ろはマネキンです。
暗くなり、向こうで爆竹が始りました。 耳を劈く爆音にこれ以上近づけません。
市内を練り歩いてきたトラックの山車が入ってきます。 これは玉里の寒單爺さまです。
街中でも平気で花火が上がります。 あれだけ爆竹やるんですから花火くらい軽いものです。
デコトラの上から少女がキャンディをばら撒きます。 縁起物ですからそれを拾うために人が殺到します。
神輿の上に裸の男が立っています。 その頭上に爆竹が大量に投げ上げられます。 轟音と物凄い火の粉です。 流石に頭はタオルを巻いています。
街角に置かれた大量の爆竹です。 先ほどのような神輿が来ると投げつけるのです。
----------------------------------------------------------2月11日(水)祭りの熱狂が続く台東から高雄へ行きます。 一転して南廻線鐵路の長閑な旅です。
南廻線鐵路太平洋側最後の駅古荘です。 この後トンネルが続き、台湾海峡側に出ます。
高雄鐵路餐廳製供は80元です。 昨日の台北鐵路餐廳製供は60元でしたのに。
隣に高雄の地下鉄駅がありました。 後で乗ってみることにします。
紅線(南岡山ー小港)と 橘線(西子灣ー大寮)が、 X状に走っています。 紅線の南岡山行きに乗れば、 新幹線の左営に行けます。 西子灣に行くことにしました。 紅線小港行きで次の美麗島で 橘線に乗り換えです。20元。
西子灣駅に来ました。 案内図を見て始めに右の鼓山輪渡站へ行き、 その後左の漁人碼頭の方へ行くことにします。
どこまで行くのかわからないので乗るのは止めます。 他にも小さなフェリーボートが沢山停泊中す。
漁人碼頭から高雄85が見えました。 海の近くだったのですねえ。
次は高雄85に行きます。 美麗島で乗り換えです 六合二路はこの駅からすぐです。
高雄85の觀景台入場券(View Deck)は100元でした。 台北101は400元でしたから、大分お安いです。 駅弁は高かったですが。
エレベーター内は動き始めると暗くなって、 天井に星空が出ます。 今高度150m、分速600mです。
エレベーターは75階の金典酒店に着きます。 階段を降りて74階の觀景台に行きます。 金典酒店の経営のようです。
三多商圏駅のある大遠百百貨(FE21 Mega)が見えます。 その向こうが太平洋SOGOです。
ここにもポニョのポスターがありました。 ひらがなの「の」は昔から良く使われます。
港式点心が9個入りで100元、 美味しそうなので買いました。
水餃は1個4元ちょっと多いかなと思ったのですが、 20個買っちゃいました。 この屋台も去年来ましたが、 去年は1個3.5元でした。
高雄駅旧駅舎の夜景を眺めながら、飲む台湾ビールは格別です。
昔の六合二路夜市は日本人観光客目当てのボッタクリ海鮮屋台が多かったので、いいイメージがなかったのですが、
去年来た時すっかり土地の人に愛される夜市に変わっていて、とても嬉しかったです。
2月12日(木)
高雄から台中は新幹線で行きます。
地下鉄で左営まで行くと新幹線に乗れることは昨日調べてあります。
台中までの切符は、
單程票
自由座車廂9〜12節
730元です。
自由席車両はガラガラです。 この車両に他に乗客は2,3組しかいません。 9時36分定刻通り高雄発車。 日本の新幹線並の正確さです。
10時31分最高速度278km/hを表示したと思ったらすぐに、 10時33分台中着。 これまた定刻通り。 1時間かかりませんでした。
台中駅舎は明治時代に建てられたバロック風のままということです。
ホテルで一休みして、街を歩きます。 駅前通りに古い市場が残っています。
駅から目抜き通りの台中港路を歩いて来て、 五權路という大きな通りにぶつかりました。
五權路を越えて行くと台中のニュータウンと言った感じで、 高層ビルが立ち並んでいます。 あれは台中亞緻大飯店(ホテルワン台中)です。
14階の食堂街に娜娜厨泰味店というタイ料理の店があり、 泰式炒飯、カオッパ・ムーがありましたので思わず注文しました。
やはり台湾の味ですが、微かにタイの味を感じた途端、 急にチェンマイに帰りたくなりました。 味覚は大脳をくすぐります。
某洋酒メーカーの宣伝で私も知るようになった福寿園のお店もありました。シャネルと言い、高級ブランドが揃っています。
一中街、中友百貨の表示と 下の電光掲示板に火車站書いたバスが来たので乗りました。
でもここは歩行者天国ではないんです。 郊外から車で買いに来るドライブスルーで成り立っているのでしょうか。
牛排と肉まんを部屋に持ち込み、 7イレブンで買って来た台湾缶ビール大で乾杯です。
----------------------------------------------------------2月13日(金)台北へ行く途中で竹南に降りました。 知人と会うためです。
日本水晶魚と書いてあります。 鰯のシラスではなく白魚だろうと思います。
知人に連れて来てもらった、 竹南后暦龍鳳宮(暦は中が昔)の巨大な馬姐像です。
竹南・龍鳳漁港は風が強く、車から降りた途端に帽子を飛ばされました。
竹南に馬姐のお寺は内馬姐と外馬姐の二つあるそうです。 こちらは外馬姐です。
これがここの名物で一言で言えば肉まんですが、 皮が米の粉とサトイモの粉で作られているので、 おもちのようにモチモチして粘り気があります。 でもおもちのようには伸びないものです。
粉が先程の肉まんと同じで、米の粉とサトイモの粉ですから、 弾力があって切り分けるのに力が要りそうです。
魚丸燕圓が来ました。 紅白できれいです。 白が淡白で、赤が魚の味が良く出ていて私は好きです。
台北でも知人と会うことになっています。 その知人に連れられて寧夏路の太春小館に来ました。
ここは台湾人向けの日本料理屋で、 マグロのお刺身やお寿司をいただきました。 お寿司はカジキマグロでしたが200元と格安で、 味も日本と変わりません。
お刺身の方は本マグロの大トロで、 こちらは流石にそれなりのお値段だったようです。
明日のタイ行きの飛行機は朝8時50分です。 2時間前に飛行場に着くには、 6時前には台北を出発しなければなりません。 その程度の時刻なら特に早い訳ではありませんから、 台北最後の夜を楽しむのもいいのですが、 飛行場のある桃園は行ったことがありませんから、 いろいろな町に行くのもいいかなと考え、 行く事にしました。ホテルを決め外に出ました。 近くの店で牛肉麺を食べました。 80元。
駅前の新光三越です。 情人節(バレンタインデー)のセールをしていました。
駅前にもう一つ遠東百貨があり、 FE21'とモダンな名前になっています。
駅の横手に桃林鐡路という看板があったので、 支線ではないか、 乗ってみようかと行ってみたら駐車場でした。 その後バスに林口行きというのを見ましたから、 昔は支線があったと思われます。
2月15日(日)TAXIで飛行場に来ました。 ターミナル2でTAXIを降りて、 これからターミナル1に行きます。
蘭の花が展示されていました。 チェンマイでイヤと言うほど見ていますが、 これは台湾の新種のようです。 チェンマイで見たことがありません。
来るときもそうでしたが、 中華航空機のエアバス(A330-300)は各席に液晶モニタがあり、 映画が日本語吹き替え版で見れます。 リチャードギアのメロドラマを見ました。 写真は手ぶれで読めませんが、美語(英語)、日語 と選択できるようになっています。
帰りの飛行機は香港経由でした。 香港に着くと全員到着客扱いで降ろされてしまいました。 次に搭乗客として荷物検査を受け、25番ゲートから搭乗しました。 ブータン行くときは、 途中インドのコルカタやバングラディシュのダッカを経由しても、 飛行機に乗ったままでしたが。 香港は1995年に古い飛行場に来たことがありますが、 新しい飛行場のターミナルは広広として開放感溢れ、 とても中国とは思えません。 正に改革開放です。