イラクで人質になっていた香田さんは首を切断され、遺体となって発見された。本人の「イラクを見てみたい」という意志は死という結果に終わった。日本の一若者の意志を実現するには余りにもイラクの現実が重すぎた ...
続きを読む宅間死刑囚が処刑された。宅間は捕まったときから判決に至るまでの言動を見る限り、自己否定の極限として小学児童を殺害したようにおもわれる。なぜ自己 否定をあれほど強烈にもちつづけるかはあきらかになってい ...
続きを読む前にも書いたが、『戦争と平和』は3部構成で、その第2部は「近代文学の宿命-横光利一について」の1979年全作家全国大会講演内容である。横光利一を2つの観点からとらえている。一つは横光の小説の作法とも ...
続きを読む吉本隆明の最新刊『戦争と平和』が図書館で借りることができた。吉本の友人である川端要壽が公演をまとめたもので、最後の1/3は川端の吉本 との付き合 いの中から、「愛と怒りと反逆」の部分を紹介している。 ...
続きを読む「フランス共和国の国是でもある政教分離の原則に従い、公立校の校内や関連行事で『宗教への帰属をこれ見よがしに示す標章や服装』を禁じる。女性イスラム 教徒のスカーフのほかユダヤ教徒の帽子キッパ、大きな十 ...
続きを読む小児科学会委員会では、いままで、「死」や「脳死」を認識でき、「臓器提供」を「自己決定」できるのは15歳以上としていたが、14歳未満でも、教育に よっては自己決定できるとして、12~14歳の臓器提供を ...
続きを読む昨年春の芥川賞を受賞した作品。若い女性が2人受賞したことで評判になった。読みたいとはおもっていたが、さすがにこの本を買う気力はなく、図書館で借りられるまで待ていた。昨年は図書館でも予約が殺到し、借り ...
続きを読む「りそな銀行日暮里・三河島支店(東京都荒川区)では、窓口の女性が浴衣姿で応対」(朝日新聞インターネット版)だそうで、支店長は「浴衣をきっかけに 会話が進み、契約に結びついている」と話しているそうだか ...
続きを読む養老猛司の『バカの壁』を学校の図書館で借りることができ、読んだ。彼は、三木成夫の「内臓」を「身体」と意識的に読み替えて使っているように思える。人生訓を中心にしたためか、突込みがたりないのはしょうがな ...
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